2023年5月22日(月)
堺市 住民施策拡充を
市長選告示 野村候補が第一声
6月4日投票
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堺市長選が21日告示(6月4日投票)され、党派を超えた市民共同の候補で、「住みよい堺市をつくる会」が自主支援する元市議の野村ともあき氏(49)=無所属、新人=が堺東駅前で元気に第一声をあげました。野村候補はコロナ禍や物価高騰のもとで住民サービスを削減・縮小してきた4年間の現維新市政を批判し、「市民の『身を切る改革』では絶対に暮らしはよくならない。私は必ず堺を変え、皆さんの暮らしをしっかり支えていきます」と力強く語りました。
同市長選は、野村候補と、大阪維新の会公認の現職、永藤英機候補(46)との一騎打ちとなりました。
野村候補は、詰めかけた聴衆を前に、「日常の暮らしを支えるのが自治体である堺市の役割」だと強調。「住民サービスを大幅に拡充することで暮らしを支え、新たな人口を呼び込み、街を活性化させ、景気を上向け、さらなる税収で住民サービスを拡充する。この好循環を堺に根付かせる」と全力で取り組む決意を述べました。
一方、維新の永藤候補も堺東駅前で第一声。住民サービスを削減する口実としてきた「財政危機宣言」を1月に解除したと述べるとともに、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)を推し進める府・大阪市と強固に連携し、民間と協力して、大阪全体の街づくりに堺市を組み込む構想を示しました。