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2023年5月20日(土)

18歳以下医療費

鳥取全県で完全無償化

来年度実施

 鳥取県の全市町村で2024年度から18歳以下の子どもの医療費が完全無償化される見通しとなりました。

 鳥取県は18日、「県・市町村行政懇談会」を開き、平井伸治知事と関係部局長、全市町村長が出席のもと、県が18歳以下の子どもの医療費を完全無償化することを提案し、全市町村長が了承しました。

 現在、県内の18歳以下の子どもの医療費は、22年7月から独自で完全無償化している日野町を除いて、一部負担(通院1日当たり530円、入院1日当たり1200円)があります。県と市町村がそれぞれ2分の1ずつ、医療費の助成をしており、一部負担分についても県と市町村が折半で助成します。

 「本来なら国が全国一律でやるべきだ」との意見や財源問題などについての懸念が表明されましたが、平井知事が「全市町村が一斉に無償化することが大切だ」と訴え、同意が得られました。

 県子育て王国課は、「子育て世帯の負担軽減に取り組む『シン・子育て王国とっとり』の施策の一つです」と話しています。


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