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2023年5月19日(金)

“戦争したがる総理いらない”

宗教者が集会

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(写真)祈念行動する宗教者=18日、参院議員会館

 岸田文雄政権が推し進める大軍拡に反対する宗教者が18日、参院議員会館で院内集会を行い、25人が参加しました。平和をつくり出す宗教者ネットの主催。沖縄への自衛隊や米軍のミサイル配備を阻止するために何ができるかを考えました。

 浄土真宗報恩寺の住職、石川勇吉さんは「岸田首相は敵基地攻撃能力を保有し戦争を始めようとしており、平和と命の問題がおろそかにされている。そういう中だからこそ宗教者の使命が試されている」と語りました。

 日本共産党の田村智子副委員長・参院議員が参加し、あいさつしました。田村氏は「岸田政権下での改憲を問う世論調査では、明確に反対が増える。みなさんの運動で知らせてきた中身が広がっている。もっと大規模に平和の攻勢をかけていこう」と述べました。

 参院会派「沖縄の風」の高良鉄美参院議員が講演し、沖縄へのミサイル配備が進められる理由として「『わが国を取り巻く厳しい安全保障環境』が殺し文句だが、本当に厳しい状況なのか見極めるべきだ」と強調。多くの法律が改悪されてきた中「憲法がたった一つ残った王将で頑張っている状態だ」と指摘し、あらゆる方法で国民主権を確認する必要があると訴えました。

 参加者らは集会後、議員会館前の路上で祈念行動をしました。キリスト者や仏教者が国会議事堂に向かい「国民に戦争を強制しないでください」「戦争したがる総理はいらない」などとコールしました。


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