2023年5月18日(木)
電気代値上げ許せぬ
穀田氏会見 「暮らしを直撃」
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は17日、国会内で記者会見し、政府が16日に了承した電力大手7社による6月からの家庭向け電気料金の値上げについて「物価高騰に苦しんでいる家計と経営難にあえぐ中小企業を直撃する。大幅な値上げはまったく許せない」と主張しました。
標準家庭の値上げ率は平均15~40%で、大幅な国民負担増となります。
穀田氏は、気温が上がり熱中症にならないようエアコンを使うよう奨励するなかでの大幅な電気代値上げだと批判。電気料金には停止中の原発維持のための費用が含まれていると指摘し、「一体何がどうなっているのか可視化して、国民的に明らかにすべきだ」と主張しました。
電力大手ではカルテルや顧客情報の不正閲覧などの悪行が相次いで発覚し、日本共産党としても告発してきたとして「怒りを禁じえないというのが率直な思いだ」と述べました。