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2023年5月1日(月)

佐賀空港を軍事基地にするな

住民行進「土地売らぬ」

オスプレイ配備に反対

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(写真)九州防衛局佐賀現地事務所の前でシュプレヒコールをあげる参加者=30日、佐賀市

 佐賀空港へのオスプレイ配備計画で地権者の土地を防衛省に売るかを問う総会が5月1日に迫る中、30日に地元川副町犬井道でオスプレイ反対住民の会がデモ行進を行い、約200人が参加しました。

 古賀初次会長は出発前に「地元でデモ行進をするのは初めてのこと。自然の恵みである有明海を守るためにデモ行進を行います。佐賀空港が軍事基地になったら、私たちの町だけでなく、周辺の全ての地域が悲惨な目にあう。子や孫にそういう将来を残したくはない。最後までたたかっていく」と力を込めました。

 九州防衛局佐賀現地事務所の前では参加者全員で「佐賀の空にオスプレイはいらない」などのシュプレヒコールを行い、地権者でもある古賀会長が最後に「土地は絶対に売らないぞ」と事務所に向かって訴えました。

 日本共産党の武藤明美県議が参加。立憲民主党の原口一博衆院議員も訴えました。

 2人の子どもを連れ、デモ行進に飛び入りで参加した女性(44)は「オスプレイは墜落の危険性もあるし落下物が降ってくるかもしれない。基地ができれば怖くて、子どもを一人で歩かせられない」と話しました。


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