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2023年4月27日(木)

悪法阻止へ運動結集

雨の中 国会行動

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(写真)雨の中「命と暮らしを壊す岸田政権は退陣を」と訴える参加者ら=26日、参院議員会館前

 軍拡財源確保法案や入管法改悪案、原発推進等5法案(GX電源法案)など、悪法が次々と国会にかけられ強行採決が狙われるのに抗議して、参院議員会館前で26日、定例国会行動が取り組まれました。主催は国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会。降りしきる雨の中、140人の参加者は「命と暮らしを破壊する岸田政権は退陣せよ」と声をあげました。

 安保破棄中実委の東森英男事務局長は、岸田政権が次々と繰り出す悪法を粉砕するたたかいだと強調。「軍拡財源確保法案は私たちの暮らしを押しつぶし軍事一辺倒の政治に突き進むもの。軍拡反対の世論は強まっている。引き続き力を合わせよう」と訴えました。

 全日本教職員組合の檀原毅也書記長は、「国を愛する心を養う」と明記された安保3文書は教育の観点からも大問題だと批判。「競争教育と多忙化で、生徒にも先生にも息苦しい学校になっている。命と暮らしに予算を振り向ける運動はますます重要だ」と語りました。

 全国生活と健康を守る会連合会の前田美津恵副会長は、生活保護基準引き下げは憲法違反だと訴えたたかっている裁判について報告。「大阪高裁での不当判決は裁判官が生存権を投げ捨てるもの」と批判し、世論を盛り上げ勝ち抜く決意を語りました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員は、戦争か平和か、歴史の岐路にあると指摘。「このせめぎ合いを多くの人に知らせ、各分野の運動を合流し、政権の暴走に真正面から立ち向かおう」と訴えました。


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