2023年4月26日(水)
辺野古護岸工事着手6年
海上から「新基地反対」
![]() (写真)海上から工事現場に向かって「新基地建設をやめろ」とアピールする抗議船とカヌーチームの人たち=25日、沖縄県名護市辺野古 |
沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設で護岸工事が着手されてから6年となった25日、ヘリ基地反対協議会と海上行動チームは辺野古・大浦湾の海上で、新基地建設反対と工事の即時中止を訴える海上アピールを行いました。
抗議船7隻が音楽を鳴らし、カヌー36艇が浜から海上パレードをして、埋め立て土砂の搬入作業に利用されている「K9」と呼ばれる護岸の近くに集まりました。
平和の鐘を鳴らしたあと、66人の参加者が「埋め立てをやめろ」「美(ちゅ)ら海を守れ」と唱和しました。
ヘリ基地反対協の仲村善幸共同代表は「新基地反対の民意はゆるぎなく続いている。全国、全世界とも連携して新基地を止めよう」と呼びかけました。
オール沖縄会議の福元勇司事務局長は「海上や辺野古ゲート前のたたかいが新基地を止める一番の力になる」と激励しました。
カヌーチームのメンバーがマイクを握り、リレーで一言アピールをしました。「大切なのはこの場所で声をあげ続けること」「あの日、石が落とされるまでこの海はもっと青かった。あの時を忘れない。みんなでジュゴン、サンゴの海と生きものの浜を取り戻そう」「戦争につながる一切のものを拒否します」などと訴え、たたかい続ける決意を示しました。









