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2023年4月25日(火)

自衛隊弾薬庫建設の中止を

沖縄市民の会 防衛局要請

“戦場にする準備”

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(写真)沖縄防衛局前の広場で開かれた集会で「弾薬庫建設反対」と声をあげる市民ら=24日、沖縄県嘉手納町

 自衛隊が沖縄県沖縄市の沖縄訓練場に弾薬などの補給拠点の整備を計画している問題で、「自衛隊の弾薬庫等建設に反対する沖縄市民の会」は24日、防衛省沖縄防衛局を訪れ、弾薬庫等建設中止を求める決議文を小野功雄局長に手渡しました。

 市民の会共同代表で日本共産党の島袋恵祐県議は、補給拠点にミサイルが置かれるのではないかと追及。小野局長は、隊庁舎や火薬庫などを整備するが、「この設備の細部については変更となる可能性もある」と述べ、否定しませんでした。

 島袋氏は、「できてしまったらあらゆる武器やミサイルが置かれるのではないか。これはまさしく沖縄を戦場にする準備だ」「住民合意もないまま計画が進められていることに市民の怒りの声が上がっている」と強調し、計画の撤回と外交による信頼醸成を図るよう求めました。

 同席した参院会派「沖縄の風」の高良鉄美議員は「住民の基地負担が大きくなる。住民にとって人権問題だ」と述べ、説明会の開催を訴えました。

 防衛局前では抗議集会が開かれ、市民約60人が「軍事力増強反対」などと声をあげました。日本共産党の前宮美津子沖縄市議も参加しました。


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