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2023年4月25日(火)

統一地方選・衆参補選 総括

全国革新懇が代表世話人会

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(写真)全国革新懇代表世話人会=24日、東京都内

 全国革新懇は24日、都内で代表世話人会を開き、統一地方選・衆参5選挙区の補欠選挙の総括、後半国会の課題と取り組みなどについて意見を交流しました。日本共産党の志位和夫委員長と小池晃書記局長が参加しました。

 参加者は統一地方選の総括として、日本共産党の議員数が後退する結果となった一方で、得票では昨年の参院選の比例票と比較すると前進が生まれたとして、「参院選時から『二重の大逆流』((1)野党共闘への攻撃の逆流(2)ウクライナ侵略に乗じた大軍拡推進の逆流)をもう一歩押し戻した。この面は次の選挙につながる流れになった」と語りました。

 国政補選については、本気の野党共闘がつくられなかったことが最大の教訓だとして、「今回の結果を『共闘の再構築』に生かしていきたい」との意見が出ました。

 東京都の杉並区や武蔵野市では投票率が4ポイント以上あがったとの指摘があり、「自公の現職が多数落選した選挙区もある。議会の女性議員比率が増えるなど、投票率が2~3ポイントあがると大きく変わる」との実感が語られました。

 また、選挙戦でもジェンダー平等を貫くことを強く位置付ける必要があるとの意見があがりました。

 後半国会については、「軍拡財源法案」や「軍需産業支援法案」をはじめとする悪法が次々に審議される中で、成立阻止のたたかいに力を尽くす必要があるとの意見が出されました。

 各分野からは「4月は430人以上の加入があり、これまでにない拡大到達となった」(民青同盟)、「公共を壊し、新自由主義的な政策を進める政党の伸長を危惧している」(全労連)などの意見が交流されました。

 5月に開催される第42回全国革新懇総会に向けた準備状況が報告され、総会議案などを議論しました。


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