2023年4月25日(火)
共産党 区市町村で909議席
統一地方選後半戦 21市町村で空白克服
91議席の後退
23日投票で行われた統一地方選後半戦の区市町村議選で、翌日開票の東京の6特別区の開票が24日に完了し、日本共産党の全議席が確定しました。後半戦で、日本共産党は、東京特別区議94人、一般市議560人、町村議255人の計909人が当選しました。補選では3市1町で4人が当選しています。無投票当選も含んでいます。
今回の選挙では都市部を中心に多数激戦の様相となるなか、自民党や公明党などの「オール与党」に日本維新の会を加えた「悪政連合」と日本共産党との激しいたたかいとなりました。
日本共産党の議席は4年前の選挙と比べると、区議で13減、一般市議で55減、町村議で23減の計91議席の減となりました。
一方、岩手、福島、新潟、石川、福井、山口、愛媛、熊本の各県では、全員当選を勝ち取り、新潟では1議席、山梨では2議席を増やしています。長野と三重でも県全体で議席を増やしました。15の県都で43議席を獲得し、このうち甲府市では改選前の2議席を3議席へと増やしました。
党は、砂川市など北海道の5市町、千葉・館山市、山梨・富士吉田市、岐阜・垂井町、静岡・熱海市、愛知・阿久比町など21市町村で空白を克服。三重県では定数2の津市議補選で元職が返り咲き、鳥羽市で初の複数議席を勝ち取りました。
首長選では、東京・世田谷区で党が支援する保坂展人氏が、自民党や日本維新の会などが推薦する新人を破って4選を果たし、大阪・寝屋川市でも党が支援した現職が維新の新人を破り、再選を決めました。
福岡・田川市では党が支持する新人が現職を破って初当選。沖縄・東村長選では玉城デニー知事を支える當山全伸村長が再選を果たしました。








