2023年4月21日(金)
市議選――激戦の様相
北海道 議席確保 全力
「まだ届かず」と汗 函館
![]() (写真)(左から)紺谷、市戸、(右端の)とみやま3候補 |
定数27を32人で争う大激戦の函館市議選で、日本共産党の市戸ゆたか、とみやま悦子、紺谷よしたか3候補が現有3議席の確保へ全力をあげています。
前回公認4人を当選させた自民は、今回議席増を狙い5人を公認。れいわや、大軍拡を主張する参政党も新人を擁立しています。「道議は(共産党の)本間かつみさんに入れたけれど、市議は参政党」との声もあり、一票一票の争奪戦です。
「かつてない厳しい選挙です。まだ議席に届いていません」。3候補は、市議団の抜群の実績を語り広げています。
自民党市政が背を向けてきた子ども医療費助成の拡充では、市民の声と結んだ20年にわたる党の論戦で、高校卒業までの無料化が4月に実現。新型コロナ対策の事業者給付金の対象をコンビニや個人タクシーに広げさせ、最後は全業種に拡大しました。
3候補は「市民の運動と、議会質問で間違いなく市政を動かしている」と力を込め、風呂なし市営住宅の解消や保育料補助、動物愛護センター設置などを訴えています。
「あと3票広げてください」と後援会員にもれなく声をかけ、選挙はがきや電話、SNSなどで最後まで支持を広げ抜こうと呼びかけています。
反共ビラ出る接戦 小樽
![]() (写真)全員当選必ずと決意する5候補 |
小樽市議選(定数25)で日本共産党は、おぬき元(45)、酒井たかひろ(48)、高野さくら(36)=以上現=、松井まみこ(62)、浅野かなめ(34)=以上新=の5氏が現有議席の絶対確保に全力をあげています。
自民(現有7)が議席増を狙い10人を擁立し、無所属7人が立候補など、7人はみだしの大激戦です。
自民から道議選後、同じ家に6回も電話が入る一方で、「共産党は何でも反対」などと攻撃し必死です。勝共連合の反共ビラが各地でまかれています。
党市議団は、「オール与党体制」の中で、5議席を保有し、議案提案権を活用して、「予算編成に向けた要求書」、「予算修正案」を提出し、国保料や介護保険料引き下げなど、暮らしを応援する政策を提案してきました。
「市民が主人公」のまちづくりをめざし、市営プール建設や子育て支援の拡大を実現し、除排雪体制の強化など市民の要求実現に奮闘してきました。
5議席は、石狩湾新港などの大型公共事業の無駄遣いを追及し、「暮らしに予算を」と市政をチェックする市民のための唯一の議席。各候補者は「5人の市議団で暮らしを守る防波堤の役割を果たさせてください」と訴えています。










