2023年4月21日(金)
市議選――激戦の様相
大阪 1票争う最終盤
支持広げ議席増を 豊中
![]() (写真)聴衆の拍手に応える(右から)佐々木、出口、山下芳生党副委員長、和田、やまはた、山本の各氏=16日、大阪府豊中市 |
大阪府豊中市議選は、定数34に52人が立候補し、維新が7から10議席、自民が5から7議席、公明が現有9議席を狙うなど、1票を争う大激戦です。日本共産党は、「市民の願い実現にどうしても大きな市議団が必要」と、出口文子(73)=現=、山本いっとく(38)=元=、やまはた光子(64)、佐々木みほ(43)、和田まなみ(32)=以上新=が、1議席増の5議席に挑んでいます。
党市議団は市民と共に運動と議会論戦で、この4年間でも▽18歳までの医療費助成▽小学4年までの35人学級▽児童相談所設置▽保育所待機児ゼロ―など切実な願いを一歩一歩実現してきました。
市の公共施設2割削減方針の下で図書館が廃止・縮小される問題を市民に知らせ、閉館予定だった蛍池と高川の図書館の存続に尽力するなど「悪政の防波堤」として市民目線で市政をチェック。「カジノの是非を問え」と市民が請願した時には、議会内で党派を超えて共同を進め、採択に力を尽くしました。
党豊中地区委員会は、多数激戦の下で複数落選の危険があることをリアルに見つつ、「折り入って作戦」を貫いて「前半戦の府議選で広がった支持をさらに広げ抜けば、展望が開ける」と、全力を挙げています。
定数減 5議席必ず 八尾
![]() (写真)声援に応える(左から)内藤、谷沢、まのくぼ、田中、おち、すおうの各候補=14日、大阪府八尾市 |
定数2減と激しい反共包囲網で大激戦・大接戦となっている大阪府八尾市議選で日本共産党は、おち妙子(70)、谷沢ちか子(74)、田中ゆうこ(50)=以上現=、内藤こういち(48)=元=、すおう賢一(52)=新=の5候補が、現有5議席絶対死守をめざし、連日奮闘しています。
定数26を33人で争う7人はみ出しの壮絶な多数激戦。維新9、自民5、公明5、立民1、参政1など有力候補がひしめき合う緊迫した局面のまま最終盤を迎え、維新市政と真正面から対決する日本共産党の議席を大幅に減らしかねない重大事態となっています。
党市議団は、市民とともに粘り強く市政を動かし、国保料の2年間引き下げ、水道基本料金の免除、市立病院の職員40人増など、切実な要求を実現。自衛隊八尾駐屯地の強靱(きょうじん)化計画に反対の声を上げ、“命・暮らし最優先、平和守る市政を”と市長にはっきり物が言える党の議席は、絶対になくてはならない貴重な議席となっています。
党は、「八尾はひとつ」の立場を貫き、市長選で「公正・民主的な明るい革新八尾市政をすすめる会」の、まのくぼ民子候補(74)=無新、共産推薦=の必勝とともに、市議選で「何としても必ず5人全員当選を」「あと2人、3人に広げてください」と全力で訴えています。
当落競り合う4氏 高槻
![]() (写真)辰巳孝太郎元参院議員(右)の応援を受けて宣伝する(左から)きよた、中村の両候補=19日、大阪府高槻市 |
大阪府高槻市議選は、定数34に44人が立候補し、1票を争う大激戦です。日本共産党は、市長選で現職・無所属の、はまだ剛史候補(58)を自主支援し、前回獲得した4議席確保へ、中村れい子(69)、きよた純子(46)、出町ゆかり(65)=以上現=、いぬいじゅん子(46)=新=の各候補が全力を挙げています。
日本共産党はこの4年間、市営バス維持、5回にわたるプレミアム商品券発行(4000円で1万円分、5回目は10月に実施)、保健師10人以上増員、中学校給食無償化、所得制限なしの18歳までの医療費助成、小中全学年での35人学級など、全国に誇る施策を市長とともに実現。子育て世代の転入が増える活気ある街となっています。
4候補は、▽子ども医療費自己負担ゼロ▽小学校給食無償化▽小学1、2年生の30人以下学級―などを訴え。現市政と党の実績・立場を知った市民に新たな支持が広がっていますが、市長候補を立てる維新が議会第1党へと3増、国民、参政が初議席をめざすなどの中、4候補とも当落線上まであと一押し、二押しの状況です。党と後援会は「粘り抜いて、必ず市長・市議選ともに勝利し、市政をさらに前進させよう」と猛奮闘しています。











