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2023年4月16日(日)

後半戦勝利へ ボランティア奮闘

政治は自分事 民衆の側に立つ党

 統一地方選挙後半戦は23日投票です。日本共産党の支持を広げようとボランティアも懸命に取り組んでいます。多数乱立で大激戦となっている東京特別区議選では各選挙で活動を手伝いたいと申し込んでくる人や、以前から活動している人がいます。

東京・豊島区

 豊島区在住の大学教員、Tさん(40)は今回の統一地方選のボランティア活動に参加。友人で作家のアルテイシアさんから選挙ボランティアが楽しいと言われたことがきっかけだったといいます。

 「幼少期に住んでいた大阪で、辰巳孝太郎さんの父で大阪市議だった辰巳正夫さんに生活相談をして助けてもらったことがあり、共産党に悪いイメージは一切なかったです。選挙権を得てからもずっと投票していて、何かお手伝いできることがないかなと思い、JCPサポーターサイトから申し込みました」

 まだボランティアを始めてから日が浅いというTさんですが、ぎぶさとる豊島区議の事務所開きにはアメリカから来日していた友人と参加。Tさんはチラシ折りなども行っています。

 「友人は日本語がわからないんですが、演説の中で『沖縄』という言葉が出てくると過去の歴史を知っているだけに感じ入るところもあったようで、その後話も弾みました。ボランティアを始めて、政治に対する解像度が上がり、より政治は自分事なんだなと思えるようになりました」

 選挙アナウンサーや街頭宣伝にも出てみたいと話し共産党への思いをこう語ります。

 「共産党さんは個人的にはシニアの方が多いイメージですが、ジェンダー問題でもやもやしている若い女性や気候変動について考えている若い人たちもたくさんいるので、そういった人たちの受け皿になってほしいと思っています」

東京・大田区

 定数50に対して80人を超える候補者が立候補予定の大田区議選でも後半戦へ向けてボランティア活動をしている人がいます。同区在住の自営業、Sさん(58)は2015年の安保法制反対運動と17年都議選での選挙応援をきっかけに党のボランティア活動をするようになりました。

 「共産党候補者を勝手連として応援。ポスティング、街宣、SNS対策などをやっています」とSさん。「共産党については、大学時代日本近現代史を専攻し、抑圧される民衆の側に立ち続けてきた政党として理解しています。選挙権を持ってからは、市民目線に一番近い候補者は誰かという視点で考えれば共産党候補者に投票することが多かったです」

 実際に党に触れてみて感じるのは、地道に多くの人が活動を支えてきた事に対する尊敬の念だといいます。

 「高齢化が進んでいる印象はありますが、今の党があるのもその人たちが頑張ってきたから。ため息が出るような政治が続いていますが、みんなふんばっています。負けるわけにはいかないですね」


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