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2023年4月16日(日)

区市長・区市議選 大激戦 きょう告示

 統一地方選の後半戦として政令市以外の市長・市議選、東京特別区の区長・区議選が16日告示(いずれも23日投票)されます。日本共産党は、山形、長崎など15の県都市議選を含む284市議選に646人、足立、葛飾両区を除く東京21区議選に120人が立候補。どの選挙も定数を大幅に上回る立候補で大激戦。全員当選をめざし党候補をはじめ全国の党支部・後援会、サポーターが猛奮闘しています。

@長崎市議選 戦争許さない

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(写真)訴える内田隆英候補(右から4人目)=14日、長崎市

 長崎市議選(定数40)で日本共産党は内田隆英(67)、中西あつのぶ(42)、大石ふみき(45)=いずれも現=候補を先頭に現有3議席絶対確保をめざし奮闘しています。

 56人が争う大激戦。党議員団長の内田候補は14日朝、後援会のメンバー13人とともに市内稲佐橋で訴えました。

 内田候補は、岸田自公政権は大軍拡を推し進め、維新の会は「核共有」の議論まで持ち出していると批判。「ここ稲佐町も原爆によって焼け野原となり、人口の3分の1の市民の命が一瞬のうちに奪われた。被爆地長崎は、絶対に戦争は許さない、核兵器の廃絶をと訴え続けてきた。力を合わせ戦争する国づくりをやめさせ、日本政府を核兵器禁止条約に参加させよう」と呼びかけました。

 内田候補は、子ども医療費助成が4月から18歳までに拡大したことを紹介。「党市議団が一貫して求めてきたことが実現した。引き続き自己負担をなくし、給食費の無償化、子どもの国保税均等割の廃止を実現していきたい」と語り、「子どもから高齢者まで暮らしやすい長崎市に」と訴えました。

 車から次々と手を振る姿がありました。

@山形市議選 家族農業守れ

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(写真)街頭から力強く訴える、石山候補=15日、山形市

 映画「おもひでぽろぽろ」(高畑勲監督)の舞台となり、畑の春耕風景が見られる山形市高瀬地区で農業を営む、山形市議選の日本共産党の石山ひろゆき候補(41)=新=は15日、家族農業を守れと力強く訴えました。

 県農民連の事務局長を務めてきた石山候補は、党山形市議団が市民の運動とともに、学校給食に山形市産の小麦を使用することを求め実現したことを紹介。3月市議会で学校給食費無償化や18歳までの医療費完全無料化の請願が可否同数のうえ不採択になったが、党議員団が繰り返し要求し、論戦をリードしてきたと述べました。

 石山候補は、農業資材・肥料の高騰に対し、手厚い支援が必要と強調。持続できる農業、担い手支援のための自治体の役割の重要性を指摘。「国を守る根本は、軍拡ではなくて家族農業を基本にした安心・安全な国民の食料生産を持続させることです」と力説しました。

 山形市議選(定数33)で、佐藤あき子、あそ隆両現職候補とともに、議案提案権を維持する3議席の絶対確保をめざしています。


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