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2023年4月15日(土)

入管法は「廃案一択」

国会前 市民が緊急アクション

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(写真)入管法改定案は「廃案の一択しかない」と訴える人たち=13日、国会正門前

 移民や難民の命をさらに危うくする、入管法改定案が国会で審議入りしました。国会正門前では13日夜、移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)や「#FREE USHIKU」など幅広い団体が同法案に抗議する緊急アクションを実施。350人(主催者発表)が、「廃案の一択しかない」と訴えました。

 さまざまな立場の市民がスピーチしました。大学2年生は、入管法の改悪に反対して、高校生だった2年前にも国会前スタンディングを呼びかけました。「廃案になったのに、なぜまた出すのか納得いきません。入管問題は、外国人ではなく私たちの問題です」と話しました。

 ジャーナリストの安田浩一さんは、政府が出してきた入管法改定案には修正の余地はないと強調。「廃案の一択しかありません。その上で、真の意味での入管制度の改革を実現しよう」とのべました。

 名古屋入管で死亡した、ウィシュマ・サンダマリさんの遺族も駆けつけました。妹のワヨミさんは、「姉が亡くなった真相すら、いまだに明らかになっていません。姉のような事件が二度と起きない入管になってほしい」と語りました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員、立憲民主党、社民党、「沖縄の風」の国会議員があいさつしました。


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