2023年4月14日(金)
県都の市議選 大激戦の様相 宇都宮
要求実現の力 維持必ず
![]() (写真)野村県議(左端)と連携を誓う(左2人目から)小室かな子、原ちづる、福田くみ子の各予定候補 |
宇都宮市議選(定数45)で日本共産党は、現職の福田くみ子、原ちづる両氏と、新人の小室かな子氏の全員勝利で現有3議席維持しようと奮闘しています。
前回選挙で16年ぶりの3議席となったことが大きな力を発揮。学校体育館や給食室へエアコンが設置され長年求められてきた市の児童相談所も設置に向けて動き出しました。
議会運営委員会では市民の陳情を上程するよう議論し、三つの常任委員会に出席できることも多くの問題把握につながっています。
宇都宮市は中核市で多くの事業を独自に行えます。「40万人以上の中核市」の中で財政力は愛知県豊田市に次ぐ第2位ですが、その力はいまだに箱モノづくり・呼び込み型の大型公共事業中心に使われています。
事業費が1・5倍に膨らんだLRT(次世代型路面電車)建設事業は、さらに沿線を広げるとし、JR宇都宮駅周辺の再開発や市中心部の中学校跡地を商業施設などにつくり変えることにつぎ込まれています。
3予定候補は「大きな財政力を学校給食費の無償化など『暮らし優先』で活用すれば市民の生活はもっと楽になる。県都が変われば、他の自治体に与える影響も小さくはない」と訴えています。









