2023年4月14日(金)
県都の市議選 大激戦の様相 水戸
利権市政変え 福祉増進
![]() (写真)市議選勝利へ決意を固める(左2人目から)田中、なかにわ、土田の3予定候補 |
水戸市議選(定数28)で日本共産党は、田中まさき(54)、土田きよみ(58)=以上現=、なかにわ由美子(50)=新=の3氏が現有3議席の絶対確保をめざします。同市長選では「明るい水戸市をつくる会」が日本共産党元県議の大内くみ子氏(73)=新=を無所属で擁立します。市議選は現職18人、元職2人、新人15人が立候補を予定。7人オーバーで多数激戦の様相です。
高橋靖市政は新市民会館(総事業費360億円)の整備に加え、水戸駅前のマンション開発で大手ゼネコンなどに47億円を補助。“大企業奉仕の利権市政”になっています。一方、国保税や水道料金は会計が大幅黒字になるほどの値上げを繰り返し、市立図書館の民間委託、学校プールの廃止など自治体が果たすべき福祉の増進をかなぐり捨てています。予算に反対しているのは共産党だけです。
党市議団が繰り返し求めてきた学校給食費無償化が中学校で先行実施されたほか、学校の増築・改修など市政を動かしてきました。3予定候補は、▽小学校の学校給食費▽0~2歳の保育料▽子ども医療費の“子育て三つのゼロ”と、▽タクシー券支給▽補聴器購入補助▽国保税・介護保険料軽減の“高齢者三つの安心”を掲げています。









