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2023年4月8日(土)

「断トツたつみさん 主張見て涙出た」

府内縦横 共感広げる

大阪府知事選

 大阪府知事選(9日投開票)は、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)の是非、維新政治を継続させるかどうかが大争点になっています。出馬表明した1月の会見以降、「明るい民主大阪府政をつくる会」の、たつみコータローさん(46)=無所属、日本共産党元参院議員=と市民が対話で、カジノ、維新政治ノーの世論を広げてきました。(速水大地)


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(写真)アメリカ村で学生らと対話する、たつみ氏(中央)=1日、大阪市中央区

 大阪中を駆け巡って実施した街頭トークライブで、カジノのない豊かな大阪の未来を府民と双方向で語り合ってきました。1日の大阪市中央区のアメリカ村では、男子大学生(20)が「気候対策で雇用をつくる提案がいい」、非正規雇用の女性(33)が「“格差と貧困は自己責任じゃない”という言葉が響いた」と語りました。

 各地で、維新政治に苦しむ教育、子育て、介護、医療現場や業者の願いが語られ、公明党を長年支持してきた80代女性が「たつみさんならカジノを止められる」と話すなど、党派を超えて期待が高まっています。

維新追い込む

 維新現職の吉村洋文候補はカジノ論戦から逃げきれず、5日の関西テレビの討論会でも「カジノはIRのほんの一部」「依存症は対策する」などと、すでに破たんした主張を繰り返し、カジノ頼みの「成長戦略」に固執。IR用地賃料の談合疑惑も、公教育破壊も、全国一死者を出したコロナ対応も、たつみ氏の追及にまともな反論ができなくなっています。

 番組後「くぎ付けになった」と大学生の女性が、たつみ事務所に電話。「生きづらい社会だけど、誰に入れたらいいかわからず政治と距離があった。でも断トツ、たつみさん。SNSも見て涙が出た」

「ほんまもん」

 豊中市に住む「たつみ応援チーム」の、にゃはにゃはさんは投票日1カ月前から週数回、仕事帰りに1時間、一人で宣伝する「ソロ活」を開始。「昨年の参院選は大阪市内中心の活動で、地元でできなかったのが心残りだった」と、宣伝が手薄な急行の止まらない駅を中心に地元沿線を回っています。反応が少なくても継続することで「コータロー」の名前を覚えてくれる人や、SNSを見て宣伝に参加する人が現れるなど、広がりを実感しています。

 にゃはにゃはさんは応援する理由について、2019年の参院選後を振り返ります。「たつみさんは“議員として活動できなくなって悔しい。でも今は今しかできない活動がある”と言いました。身分や権力が欲しいのでなく、人を助け、社会をよくするために働く、ほんまもんの政治家です。知事は、たつみさん1択なんです」


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