2023年4月7日(金)
統一地方選 1票争う大接戦
あと2日「力尽くし勝利を」
平和と暮らしのかかった統一地方選前半戦の41道府県議選・17政令市議選は9日の投票日まであと2日となりました。多くの選挙区は自民・公明の「オール与党」に維新が加わった「悪政連合」に日本共産党が正面対決する構図。東アジアに平和をつくる共産党の「外交ビジョン」や地方議員団の働きが伝わるもと支持の輪が急速に広がっていますが、選挙区の多くで党候補は“当落線上の大激戦”“当落線上に猛追”しています。
![]() (写真)志位和夫委員長の訴えを聞く人たち=6日、千葉県松戸市 ![]() (写真)訴える小池晃書記局長(中央)。(左から)赤阪仁、ばばこうへい、(右から)やまね智史、西山のぶひで、の各候補=6日、京都市伏見区 |
「選挙戦はあと3日。これからが勝負です。どうかあと『3票、5票、10票』と広げていただきたい。力を尽くして必ず勝利を勝ち取ろうではありませんか」。日本共産党の志位和夫委員長は6日、3人はみ出しの激戦となっている千葉県議選・松戸市区(定数7)での、みわ由美候補の押し上げで街頭から訴えました。
小池晃書記局長も同日、京都府議選・京都市議選の京都市伏見区、右京区、長岡京市の激戦区をかけめぐり、自公維「悪政連合」と対決する党府議・市議候補の必勝を呼びかけました。最終盤に入り、街頭演説に最後まで耳を傾け、「国を守る力は必要とは思うけど、そんなに軍拡は必要かなと思う。共産党は、しっかり市民を聞いて考えている」(長野市の大学生)と語って党候補への投票を約束する場面も見られています。
全国各地の党支部と後援会は「当落線上を競り勝つには他党をしのぐ活動が必要だ」と、「しんぶん赤旗」春号外の配布や対話・支持拡大、「折り入って作戦」に奮闘。「対話先で『岸田政権を批判しているのは共産党だけだ。頑張ってください』と励まされた」(山形市)、「子どもの医療費助成の18歳まで拡大させた実績を紹介すると、『自民党好かん。他の党は似たり寄ったり。今後は共産党に入れるばい』と語ってくれた」(長崎市)など、最終盤の一つひとつの活動が変化を生み出しています。
それだけに他党も共産党シフトを敷くなど必死のとりくみ。前進の可能性を議席に結び付けられるかは、1票を争う最後までの大奮闘にかかっています。










