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2023年4月6日(木)

激戦区の様相

議席奪還へ“支持広げて”

千葉県議選 市川市区(定数6)

写真

(写真)浅野ふみ子(52)=新

 日本共産党が現有2から5議席へ回復・躍進をめざす千葉県議選。市川市区(定数6)で議席を取り戻すため、新人の浅野ふみ子候補(52)が挑みます。

 自民・公明・無所属の現職5人、立憲民主の前職・維新の元職に浅野氏が挑戦します。維新の馬場伸幸代表などが連日応援に入り、立民の野田佳彦元首相が第一声に駆け付け、自民の三原じゅん子参院議員が無所属候補を応援するなど、他党も力を注ぐ激戦区です。

 駅頭宣伝では、共産党が朝4時台に場所取りに行くと、他候補は前夜からのぼりを立て、番をしていることもあります。

 「オール与党」の千葉県議会。財政力は全国5位でありながら、教育・福祉費は最低レベルです。一方で県の取り組みでは全国初の、第3子以降の学校給食費無償化に踏みだしました。住民と共産党が長年努力した成果です。

 党の支持者には「浅野さんなら大丈夫」との楽観視も。支持者を増やす声かけは大幅に遅れています。党と支持者は、1万人への「折り入って作戦」で打開を図ります。

 ある党員は、ビラを配布中に会った犬の散歩仲間に「返済なしの奨学金を実現する候補。知り合いにも声をかけて」と話すと、相手は「孫がいる。家族に伝えるね」と応じてくれました。

 サポーターは演説動画を編集し公開。視聴者が、SNSで知り合いに広げています。

 教育費・給食無償化、最低賃金1500円、補聴器助成を重点に訴える浅野候補。学生や子育て世代が足を止め、演説後に話しかけてきます。

 そういう人に、浅野候補は「大激戦だから、あなたに広げてほしい」とお願いします。2時間の宣伝で、30人以上が引き受けてくれることも。

 「絶対に議席を取りにいく」。最後まで、支援者を広げます。

 (林直子)


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