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2023年4月6日(木)

きょうの潮流

 琵琶湖の北にのびる滋賀・長浜市。自然に富み、戦国の舞台にもなった地で意を決して県議選にのぞんでいる候補者がいます。「みすみす共産党の議席を失うわけにはいかない」▼2期8年務めた県議が健康上の理由で引退。後継者探しが難航するなか、最後に引き受けたのが、中山かずゆきさんでした。先月の初めに家族で話し合い、翌日の党の会議で決定。これまで裏方として支えてきた中山さんには強い思いがありました▼「教え子を戦争にいかせない」。中学校教員38年、成長を願いながら子どもたちから学ぶ姿勢で教育活動にとりくんできました。平和で明るい未来をつなげたい。その願いに党派をこえた支持が寄せられています▼埼玉県議選の所沢市区から立つ城下のり子さんも平和への思いはひとしおです。沖縄の石垣島で育ち、幼い頃から聞いてきた戦争の悲惨さ。所沢市議6期。日々のくらしに身を削る人たちの切なる声を背に市政を動かしてきました▼「軍備にかける財源があれば、どれだけ生活や福祉を充実するために使うことができるか」。全国各地でたたかう仲間たちがここでふんばって大軍拡を推し進める勢力を押し返し、地方から平和の大攻勢をかけようと訴えます▼戦争をさせない、人間らしく生きられる社会を。同じ決意を胸に、それぞれの地域で奮闘する日本共産党の候補者たち。さあラストスパートです。城下さんの選挙事務所にはこんな言葉が飾られていました。「根っこふんばり たくさんの花咲かそう」


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