2023年4月5日(水)
激戦区の様相
実績抜群 再選何としても
埼玉県議選 南13区(上尾市・伊奈町)=定数3=
![]() (写真)秋山もえ(47)=現 |
定数3の埼玉県議選南13区(上尾市・伊奈町)で、日本共産党の秋山もえ候補(47)は「みなさんの声をまっすぐ県政に届け、多くの政策を実現してきました。まだまだやるべきことがあります」と訴え、何としても再選を果たそうと駆け巡っています。自民新人、公明新人、立民現職と争う大激戦です。
前回選では自民現職にわずか1・1ポイント(881票)差で競り勝ち、12年ぶりの党議席獲得をつかみました。自民党は今回、若手市議を擁立。「何としても議席奪還を」と檄(げき)を飛ばし、政府・党幹部が続々と応援に入っています。公明党は新旧交代で、山口那津男代表が続けて応援に入り「公明新聞」でも連日1面で押し出すなど必死です。立民現職には県知事や上尾市長が付いています。
地域の党支持者には「大学時代の同窓生」名簿を使った対話が繰り広げられ、「秋山は大丈夫だ」と票の切り崩しが行われています。党中部地区委員会は「議席を失う危険から抜け出せていない。『折り入って作戦』で支持拡大の一大飛躍を」と連日のニュース発行で支部を激励しています。
コロナ下の2021年に自民党が高齢者施設職員へのPCR検査の縮小を迫るなか、秋山氏は繰り返し検査拡大を要求。薬局などでの無料検査も実現することができました。市議3期の経験を力に、県立学校の校則の改善、過密化の解消へ特別支援学校の新設、県道の舗装、信号機の設置など抜群の実績です。
中部地区は結びつきをいかして支持拡大を気軽にしようと支部の経験をFAXニュースで知らせています。秋山候補を先頭にSNS発信も強化し、若者にアピールしています。
秋山氏は「厳しい競り合いです。大丈夫なんて少しでも思ったらダメ。市民の代弁者として必ず県議会へ送ってほしい。一人ひとりに訴えて、一票一票をつかみ取りたい」と力を込めます。(松田大地)









