2023年4月3日(月)

政治動かす力　共産党大きく

和田・山口・ふじおか・両角県議候補おし上げ訴え

（写真）支持を訴える（左端から）山添参院議員と両角候補＝２日、長野県松本市

　日本共産党の山添拓参院議員は２日、長野県に入り長野、松本、佐久の各市を駆け、大激戦となった県議選で和田あき子、山口のりひさ（長野市・上水内郡区、定数１１）、両角友成（松本市・東筑摩郡区、同７）＝以上現＝、ふじおか義英（佐久市・北佐久郡区、同４）＝元＝の各候補の必勝を訴えました。

　山添氏は、学校給食費無償化や福祉灯油を市町村任せにし、一方でリニア新幹線建設を推進する阿部守一知事と「オール与党」の県政を批判。「住民福祉の増進という地方自治体の役割をはき違えている」と指摘しました。

　山添氏は「政治の役割は、戦争と貧困をなくすこと」として岸田政権が、敵基地攻撃能力保有など他国との緊張関係をあおる中、「東アジアの取り組みのように、対話の枠組みをつくる努力が必要」と強調。平和の問題が大争点となった県議選で「共産党の議席を失うわけにはいかない」と、勝利へいっそうの支援を求めました。

　和田候補は「保護者の教育費負担の実態を調べようとしない県政を変え、学校給食費無償化など子育て応援『３つのゼロ』を実現させる」と語りました。

　山口候補は「岸田政権が進めている異次元の大軍拡にノーの声を上げ、大増税ストップで皆さんと力を合わせる」と話しました。

　両角候補は「原発の新増設を狙う岸田政権に『３・１１』を忘れたのかと言いたい。原発再稼働を阻止する」と決意表明しました。

　ふじおか候補は、非正規雇用で生活に苦しむ青年との対話を紹介し「中小企業支援とセットで賃上げを成し遂げる」と述べました。