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2023年4月2日(日)

統一地方選 各党の訴えは

維新は軍拡賛成 公明・国民だんまり

共産党、平和の対案示す

 41道府県議選と17政令市議選が3月31日に告示され、各党の党首・幹部が、街頭で訴えました。岸田政権が敵基地攻撃能力の保有などの大軍拡を進めようとしているなか、平和の問題が、統一地方選の大争点です。日本共産党の志位和夫委員長は大軍拡に反対するとともに、希望ある平和の対案を示しました。

 一方、公明党の山口那津男代表は、政権与党として違憲の敵基地攻撃能力保有を含む大軍拡を推進してきたにもかかわらず、埼玉県上尾市での第一声では、命と暮らしを破壊する大軍拡に一言も触れないきわめて無責任な姿勢を示しました。立憲民主党の泉健太代表(川崎市、4月1日)と国民民主党の玉木雄一郎代表(3月31日、横浜市内)も大軍拡に一切言及しませんでした。

 日本維新の会の藤田文武幹事長は神戸市内の街頭演説(同日)で「われわれも安全保障関係は厳しくなる中で賛同している」などと大軍拡の“突撃隊”ぶりをアピールしました。

 社民党の福島瑞穂党首は神奈川県相模原市で街頭演説(同日)し、大軍拡について「5年間で43兆円も積み上げていく。こんなことをしていたら生活はどんどん苦しくなる」と批判しました。


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