2023年4月1日(土)
入管法の改悪止めよう
東京・渋谷で街宣
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政府が今国会に提出した入管法改定案の廃案を求めるアクションが31日、東京・渋谷ハチ公前で行われました。参加者は、2年前にも提出されたほぼ同じ内容の法案を「市民が声を上げて廃案に追い込みました。今回も止めよう」と訴え。署名への協力なども呼びかけながら、難民や移民の命を守ろうとアピールしました。
同アクションは、移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)をはじめ、日本で暮らす外国人の支援などにかかわる幅広い市民の有志が主催しました。弁護士や支援団体の人をはじめ、さまざまな市民がスピーチしました。
気候活動家の小野りりあんさんは、気温の急激な上昇によって、これまで住んでいた場所で暮らせなくなる人が世界的に増えていると強調。「気候危機と難民問題はつながっています。人を排除する、入管法の改悪に反対します」と語りました。
弁護士の大橋毅さんは、そもそも日本の難民認定率は諸外国と比べて極端に低いと指摘。今回の法案について「難民申請が2回却下された外国人を強制送還できるようにしようとしています。世論の力で、絶対に廃案に追い込みましょう」と訴えました。