しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年4月1日(土)

激戦区の様相

自・維と大接戦 願い届ける議席を

奈良県議選 生駒郡区(定数2)

写真

(写真)宮本次郎(48)=元

 奈良県議選生駒郡区(定数2)では日本共産党の宮本次郎候補(48)=元=が、前回27票差で涙をのんだ悔しさをバネに何としても議席取り戻そうと、同区の平群(へぐり)、三郷、斑鳩(いかるが)、安堵の4町を駆け回っています。自民、維新の両現職との大激戦・大接戦となっています。

 定数が3から2となった前回の得票は、自民新人1万343票、維新新人9067票、共産現職9040票、立民新人4583票でした。自民と維新の両新人が当選し、宮本氏は前々回より1000票以上伸ばしましたが、惜敗しました。

 宮本氏はこの4年間、毎日街頭に立ち、毎月県政報告ニュースを発行してきました。この間は街頭宣伝を強め、訪問先でも「よくやっている」「ひんぱんに来るね」と悪い反応はありません。立憲民主党関係者からもエールが寄せられています。

 一方、自民候補は4町長が支援し、固い支持基盤をもつたたかい。維新候補は横2メートルの吉村洋文共同代表・大阪府知事との連名看板を各町の目立つ場所に設置。宮本氏の地元平群町を重点に訪問活動を強化。県知事選で連日メディアは維新候補有利の報道をしています。

 こうした状況から生駒郡の日本共産党と後援会は、現状の取り組みは議席獲得に十分な到達でなく、このままでは今回も惜敗しかねないとして、党派を超えた支持広げを呼びかけています。

 宮本氏は西和医療センターを総合病院として存続に尽力し、平群のメガソーラー開発から住民の命・暮らしを守るなど党派を超えて地域の願いを県政に届けてきました。知事提案に何でも賛成してきた自民、維新両現職では願いを届けることはできません。党と後援会は宮本候補の議席の値打ちを語って勝利をめざしています。(奈良県・正木敦)


pageup