2023年4月1日(土)
激戦区の様相
補聴器補助実現の議席継承必ず
兵庫県議選 西宮市区(定数7)
![]() (写真)久保田けんじ(44)=新 |
兵庫県議選で日本共産党は現有5議席絶対確保、議案提案権を持つ8議席を目指し、奮闘しています。西宮・芦屋地区委員会は、いそみ恵子県議から、新人の久保田けんじ候補に何としてもバトンタッチするため、全力をあげています。
西宮市区は定数7に8人が立候補し、1人はみ出しの大激戦です。現職は自民、公明、無所属の4人。維新は西宮市長選に出馬した元県議と現職市議の2人で、立民も少なくない固定票を持ち有力です。
上田幸子地区委員長は、「他党は全て有力候補。全く楽観できない」と話し、前回の県議選に比べ候補者が少ない分、当選ラインが上がり、前回いそみ県議が当選した時よりも4千票多い、1万8千票は当選に必要だと強調します。
各党支部は全力で久保田候補を押し上げようと、電話作戦や折り入って作戦に奮闘しています。ビラは全戸配布を3回行い、延べ約40万枚配布。さらに「しんぶん赤旗」号外を配布し、後援会ニュースの活用も始まっています。
党香櫨園支部の上田俊夫支部長は電話作戦で「敵基地攻撃能力の保有はダメだ」という声があったと話します。別の市民からは「薬を二つに割って節約している。軍拡より医療にお金を回してほしい」という反応もあり、手ごたえを感じています。
同支部では告示日前日まで毎日宣伝カーで宣伝し、宣伝から圧倒しようと奮起。電話が苦手な支部員も自発的に電話かけに参加し、「福祉の久保田県議候補を何が何でも当選させる」と支部全体で頑張っています。
都道府県初の補聴器購入補助制度を実現させた、いそみ県議の議席を、20年間福祉施設で働き施設長も務めた福祉の専門家である久保田候補にバトンタッチすべく、党や後援会は全力で奮闘しています。(西森知弘)









