2023年3月31日(金)
激戦区の様相
働きかければ広がる共感
福岡県議選 北九州市小倉南区(定数3)
![]() (写真)いなつき昌子(57)=新 |
福岡県議選北九州市小倉南区(定数3)では、日本共産党のいなつき昌子候補(57)=新=が、勇退する高瀬菜穂子県議の議席を必ず引き継がせてほしいと全力をあげています。
同区は、自民党が現職の再選、公明党が新旧交代を狙い、立憲民主党が新たに新人を擁立。4人で3議席を争う少数激戦です。自・公は組織戦を展開。同区には県内でも特に集中して、国際勝共連合の反共謀略ビラが配布されており、いなつき候補が宣伝した地域を追いかけるようにまかれています。立民新人は連日、街頭宣伝や訪問活動をし、大型公共事業について「(自公と)手を結ぶところは結ぶ」と訴えています。
これに対し、いなつき候補は、連日まちかど宣伝を展開。「オール与党」の県議会にあって党県議団は、唯一、下関北九州道路計画など無駄な大型開発の中止を主張し、子ども医療費助成拡充や正規教員の採用増、紫川などの河川整備、コロナの無料検査などの実績を重ねてきたと訴えを強め、反共反撃のビラも配布しています。
選挙情勢は横一線の激しい競り合いとなっており、党の支持層の多い団地で他候補が宣伝を強めるなど共産党落としのシフトをしいています。党選対本部は、「緊急のお願い」の後援会ニュースを発行し「折り入って作戦」で支持者に協力を呼びかけています。
いなつき候補の政策には、地域の祭りで3人の母親が口々に「(子ども医療費・国保料・学校給食費の)無料化は助かる」「うちの子が卒業する前にぜひ」と歓迎。介護事業所では最賃引き上げ・ケア労働者の待遇改善に共感が広がるなど、「以前からの支持者はもちろん、新しく出会った有権者との間でも打って出れば大きな変化がある」と確信になっています。(福岡県・田中正一郎)









