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2023年3月31日(金)

激戦区の様相

現場の声届ける議席 総力

神奈川県議選 川崎市高津区(定数3)

写真

(写真)のずえ明美(58)=新

 神奈川県議選川崎市高津区(定数3)で日本共産党は新人の、のずえ明美候補(58)が、前回同区で初めて議席を獲得した石田和子県議からの引き継ぎに挑みます。

 前回1議席の自民党は現職と新人の2人、立憲民主党は現職1人、維新は元職1人を擁立。有力5人が3議席を争う大激戦です。

 自民は、高津区を選挙区とする山際大志郎衆院議員の統一協会との癒着問題で危機感を燃やし、「自民党に強い逆風が吹いております」との文書を出すなど引き締めに躍起。昨年参院選比例票で共産党票を上回る維新は吉村洋文共同代表がテコ入れし浮上を図っています。

 共産党はこの間、大軍拡・大増税反対を貫く党の政策や実績、県議会での福祉やくらしを守ってきた実績を訴えてきましたが、支持拡大数は前回地方選に届いていません。活動飛躍のため重視しているのが支持を広げてもらう人を増やす「折り入って作戦」です。

 のずえ候補や石田県議、2人の市議を先頭に支部が行動。「このままでは議席を失いかねない」情勢を伝え協力を訴える後援会ニュース号外を活用しています。「そんなに大変なんですか。勝ってもらわないと困る」と、多くが2~5の「お願い袋」を受け取ってくれています。選対本部長の石田県議は「去年はウクライナ問題で対話に困難があった。今は大軍拡が怖いという人が多い。前回到達を上回る支部も出始めた」と話します。

 のずえ候補は語ります。「私の強みは、市議・県議24年の石田さんへの厚い信頼を引き継げることと、病院や保育施設勤務の経験を生かし現場の声を議会に届けられること。他の候補にない強みを生かし、党と私の政策を届け抜いて勝ち抜く」(畑野孝明)


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