しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年3月31日(金)

インボイス勝手に決めるな

声優ら国会内外でアピール

写真

(写真)「STOP!インボイス」と声をあげる声優の岡本麻弥さん=30日、衆院第2議員会館前

 10月1日に導入が狙われている消費税のインボイス(適格請求書)制度の中止を求めて30日、税理士やライター、声優、俳優など多彩な人たちが国会内外で声をあげました。衆院第2議員会館前では、「STOP!インボイス」が初となる街頭宣伝を実施し、「勝手に通すなインボイス制度」とアピールしました。

 「私がSTOPインボイスの声をあげる理由」と書かれたプラカードを手に多くの人が参加し、次つぎとマイクを握りました。

 声優の岡本麻弥さんは、インボイスはエンタメ業界だけでなく、社会の多様性が失われる制度だと訴え。「山のすそ野が削られてしまえば、種をまいても芽吹きません。政治の話は、私たちの生活の話です。主権者として声をあげましょう」とスピーチしました。

 自身のユーチューブチャンネル「どんぶり勘定事務所」で積極的にインボイスについて発信している税理士の神田知宜さんは、多くの問題点があるインボイス登録を急ぐ必要はないと強調。「すでに登録してしまった人も、簡単に取り下げることもできます。みんなで増税への道をストップしよう」と語りました。

 「STOP!インボイス」呼びかけ人でライターの小泉なつみさんは、すでに自身にも複数の出版社からインボイス登録のお願いが来ていると言います。「フリーランスにとっては恐怖でしかありません。誰も得をしないインボイスの中止を求め続けます」と述べました。


pageup