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2023年3月30日(木)

「インボイス・大軍拡・大増税止めよう」

危機突破へ共に

都内で1000人 集会・デモ

写真

(写真)生活危機突破を訴える人たち=28日夜、東京・日比谷野音

 東京土建一般労働組合と要求実現アクション実行委員会は28日夜、物価高騰のなかインボイス(適格請求書)制度や大軍拡・大増税路線を押し付けようとする政治に怒りを表明する「もう黙ってはいられない! 生活危機突破決起集会」を東京・日比谷野外音楽堂で開き、1000人が集まりました。集会後、銀座をデモ行進しました。

 開会あいさつで、中村隆幸東京土建委員長は、「物価高騰で建設業は倒産も急増しているのに、岸田政権がやろうとしているのは、大軍拡・大増税やインボイス強行、マイナンバー強制など庶民の暮らしを顧みないものだ」と批判。「地域から声をあげ、統一地方選でも訴えていこう」と呼びかけました。

 集会決議では、(1)大軍拡・大増税反対(2)消費税減税(3)インボイス導入中止(4)マイナンバーカード押し付け・保険証廃止反対(5)賃上げ政策、最低賃金1500円―を要求しています。

 全建総連の奈良統一書記次長は、「1世帯年10万円の負担増との調査がある。賃上げが物価に追い付いていない。設計労務単価は引きあがっても、現場に届いていない。賃金・単価の大幅引き上げを勝ち取ろう」と強調しました。

 「インボイス制度を考えるフリーランスの会」(STOP!インボイス)の小泉なつみさんは、「インボイスは激変緩和措置をとるというが、激変するなら、すっぱり廃止すべきだ。この一点で手をつなぎたい」と訴えました。

 日本共産党の山添拓参院議員、立憲民主党の末松義規衆院議員があいさつしました。


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