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2023年3月29日(水)

激戦区の様相

議席守り 戦争の道止める

滋賀県議選 長浜市区(定数3)

写真

(写真)中山かずゆき(68)=新

 滋賀県議選長浜市区(定数3、1減)で日本共産党は、健康上の理由で勇退する杉本敏隆県議(2期8年)の議席を中山かずゆき予定候補(68)=新=に何としても引き継ごうと全力を挙げています。

 ほかに自民の現職2人、立民推薦の新人1人が立候補を表明。1人はみ出しの少数激戦で共産党落としのシフトも敷かれています。

 中山氏は38年間、理科教師として県内の中学校や特別支援学校に勤務。「教え子を再び戦場に送らない」を信条に教職員組合や「湖北市民アクション」でも活動してきました。

 「岸田政権は5年間で43兆円もの軍事費を使い、敵基地攻撃ミサイルを配備しようとしている。戦争への道は絶対に許さない。ぜひとも県議会に送っていただいて国にものを言っていきたい」と訴えています。

 県政では「国民スポーツ大会に600億円も使うのではなく、学校給食の無償化や少人数学級の推進、正規教職員の増員など、未来をつくる子どもたちのためにお金を使うべきだ」と強調。「何でも知事に賛成の自民党やチームしがの議員にはできない、県民の願いを県政に届けることをやっていきたい」と力を込めています。

 湖北市民アクションの星野友輝さんは24日の演説会で「平和への姿勢がぶれない日本共産党の公認で行動力があり、人を尊重する中山さんが県議になれば、自由と平和を壊させないために力を尽くしてくれる」と応援のスピーチをしました。

 中山氏の立候補表明は9日。他の3候補に大きく出遅れています。日本共産党は「勝利のために中山予定候補への支持を広げるとともに、支持を広げてくれる人を増やしてほしい」と呼びかけています。(滋賀県・浜田正則)


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