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2023年3月28日(火)

核禁条約違反だ

ベラルーシ核配備で反核団体から次々

 【ヘルシンキ=桑野白馬】ロシアのプーチン大統領が25日、戦術核兵器を隣国ベラルーシに配備すると表明したことを受け、反核平和団体から批判が相次いでいます。

 国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)はツイッターに「誤解や誤算が人道上の壊滅的な結果を招く危険がある」と投稿。ロシアの行動は核兵器禁止条約に違反しているとして「核兵器の削減に真剣に取り組む国は条約に署名し、核が使用される可能性を低めなければならない」と指摘しました。

 核戦争防止国際医師会議(IPPNW)ドイツ支部の声明で、ポールマイアー会長は、ロシアを厳しく批判。プーチン大統領が「メンツを保つために核兵器を使用するかもしれない」と警告し「核の脅迫は核兵器禁止条約で禁止されている」と強調。一方で「ドイツ政府も核兵器禁止を認め、国内に配備された米国の核兵器を撤去すべき時だ」と表明しました。


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