しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年3月25日(土)

統一地方選 訴えから

大阪府知事選 たつみ候補への応援演説(要旨)

 大阪府知事選が告示された23日、大阪駅前での「明るい民主大阪府政をつくる会」の、たつみコータロー候補(無所属)の街頭演説で、村上史好・前立憲民主党衆院議員、山下慶喜・新社会党大阪府本部委員長がマイクを握りました。要旨を紹介します。

もうけ至上の維新止めて

前立憲民主党衆院議員 村上史好さん

写真

 野党共闘の再構築のために活動しています。何より私はギャンブルが大嫌いです。「カジノいらん」と一貫して反対する、たつみコータローさんを、党派を超えて応援したい。

 維新は「成長を止めるな」と言うが、大阪の経済成長率は全国で後ろから数えた方が早く、失業率もほぼ最下位。近隣都市で雇用者所得が増える中、大阪市では減っている。

 「身を切る改革」―その実態は公務員を悪者に仕立て、職員をバッタバッタと切り捨てる。効率化の名で公立病院、病床、学校の先生も減らし、現場は混乱。コロナ禍ではマンパワー不足で医療崩壊し、府民は「自宅療養」を強いられ、死者数は全国一です。

 「官から民へ」の言葉も、今はもうダメだと言われる新自由主義の発想です。何でも民営化、もうけ至上主義で、しわ寄せは現場に。

 この維新政治を止めるのは誰か―たつみコータローさんです。勝たせてほしい。府民に寄り添う行政を大阪に取り戻そう。

庶民の心 最もわかる人

新社会党大阪府本部委員長 山下慶喜さん

写真

 私たちはいち早く、たつみさんに知事になってほしいと推薦し、運動しています。なぜか。自民党や維新の「今だけ金だけ自分だけ」の「3だけ政治」と対決し、変える知事が大阪に必要だからです。

 昨年の参院選の結果、自民党は(衆院を解散しない限り国政選挙がない)「黄金の3年」で好き放題しようとし、年末に敵基地攻撃能力の保有を進める閣議決定をした。閣議が憲法の上にあるかのような逆立ちした政治だ。福島原発事故から何も学ばず、森友、加計、桜疑惑に統一協会問題―こんな自民党の政権に「黄金の3年」を与えない選挙にしよう。

 大阪では何より維新政治のカジノ強行を許してはならない。子どもも先生も追い込む競争教育でなく、歌手の槇原敬之さんが「世界に一つだけの花」で歌う、一人ひとりが大切にされる社会を、たつみさんとつくりたい。8千件の生活相談を受けた、たつみさんは、庶民の心が最もよくわかる候補者。貧困とたたかう知事になれる。


pageup