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2023年3月20日(月)

生かせ憲法 青年宣伝

沖縄 9条説明に「戦争は嫌」

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(写真)青年と対話し、賛同署名を集める若者憲法集会沖縄中部地区実行委員会のメンバー=19日、沖縄県沖縄市

 「ウクライナの状況を見ると心が痛む。平和に関することをしてほしい」「税金の使い道を変えてほしい」―。

 若者憲法集会沖縄中部地区実行委員会が19日に沖縄県沖縄市のコザミュージックタウン前で行った全国青年憲法運動の宣伝で、青年たちの願いと希望が寄せられました。

 同実行委は「自民党政権による改憲に反対」「現行憲法を生かして、青年の命と暮らしを守る」の2点への賛同署名を集めました。

 祖父母から戦争体験を聞いて育ったという20代の介護職員は「争うことはよくない。人を傷つけたくない」と、岸田文雄政権の軍拡に反対しました。

 2人組の高校生の一人は「学費が高いから親からは国公立大学にしか行かせられないと言われている」と話しました。もう一人は「持病があり病院に通う回数が多いので医療費を安くしてほしい」と願いました。実行委のメンバーが、軍事費増額でつぎ込まれる年間5兆円があれば、医療費の窓口負担無料化や、大学の学費無償化・入学金ゼロが実現できると説明すると「そうなんですね」と目を輝かせました。

 憲法9条は分からないという青年4人組に9条を説明すると「戦争は嫌です」と、全員が賛同署名をしてくれました。

 1時間余で18人から賛同署名が集まり、実行委のメンバーは「楽しかった」「他の地域でもやりたい」と感想を語りました。

 宣伝には、日本共産党の島袋恵祐県議、吉居俊平名護市議、城間真弓読谷村議も参加しました。


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