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2023年3月20日(月)

米英のイラク戦争20年

うそからの戦争 もうごめん

米首都で集会

写真

(写真)イラク戦争から20年にあたってワシントン市内を行進する人たち=18日(島田峰隆撮影)

 【ワシントン=島田峰隆】2003年3月20日に米国が始めたイラク戦争から20年を迎えるにあたり、米首都ワシントンでは18日、米国の他国への介入に反対し、軍事よりも国民生活を優先する経済を求める集会を市民らが開きました。

 参加者はホワイトハウス前での集会の後、「イラクを忘れるな うそに基づく戦争はもうごめんだ」という横断幕を掲げて市内を行進しました。

 集会で発言した人々は「米政府は軍事に大量のお金をつぎ込んでいる。もっと教育や住宅、医療に税金を使ってほしい」「米軍は沖縄をはじめ世界中に基地を置いている。冷戦の思考から抜け出し、基地の閉鎖を求める住民の声を聞くべきだ」などと訴えました。

 バージニア州から来た大学生のガブリエル・ゴンサレスさん(21)は「イラク戦争については当時まだ1歳だったので何も知りません。でも私たちの国が世界のあちこちに介入してきた歴史を学びました。これからはそうさせてはならないと思っています」と語りました。


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