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2023年3月18日(土)

3・8学習会を力に大軍拡反対のたたかいを広げ、学生新歓、党員拡大の前進を

 幹部会「訴え」は、「選挙戦の最中でも、世代的継承をはかる党づくりを絶対に中断させず、党の総力を結集して前進」させること、民青の新たな飛躍的前進を共同の事業として強め、青年・学生党員の拡大と成長に特別の努力をつくすことを訴えました。

大軍拡反対のたたかいをすすめ、入党の働きかけを

 8日に民青主催で開かれた志位和夫委員長と学ぶ大軍拡反対の学習会は大きく成功しました。「大軍拡の危険性と、平和への展望それぞれで分かりやすかった」と、岸田政権のすすめる危険な内容とともに党の平和への提案と行動が希望と受け止められています。民青は「戦争国家づくり」を許さない大きな青年運動をつくり出そうとしています。学習会を力に、地域、職場、学園で若者憲法集会実行委員会をつくり、たたかいを発展させましょう。

 いま、青年・学生との対話でも平和と安全保障の問題への関心が高くなってきています。岸田政権の大軍拡に反対する宣伝を広げることは、この問題を統一地方選の一大争点に押し上げる力となります。党として、大学門前、街頭などで青年・学生むけの宣伝を強化しましょう。また、民青班が中心となって志位委員長の講演の学習会を無数に開催できるよう援助しましょう。

 こうしたとりくみのなかで、党員を増やし、民青拡大の前進をつくりましょう。民青は全国大会後の拡大が昨年同時期の1・8倍の549人となるなど、昨年をこえる前進を開始し、5月末までに年間2000人の半分にあたる1000人以上を目標としています。

 民青の前進を確かな軌道に乗せるため、党として力を尽くす必要があるのが同盟員のなかでの党員拡大です。2月の青年・学生の入党は、1月の2倍近くとなりました。同盟員むけ「入党のよびかけの手紙」が力を発揮し、3月も18歳の青年が相次いで入党を決意しています。しかし、働きかける規模が広がっておらず、飛躍には至っていません。党機関として、青年・学生党員と協力し、実際に約束をとる手だてをつくし、働きかけましょう。

 7中総の「手紙」にたいして、青年・学生支部で討議を通じて「返事」をつくるなかで、「青年・学生党員倍加」「民青倍加」への意欲を高め、入党の働きかけに足を踏み出しています。ある学生支部は、まだ小さな支部としながら「全員が民青のメンバーでもあるという強み」があるとのべ、同盟員に働きかけて党に迎え、「党員倍加はもちろん超過達成をめざそう」としています。学生支部、青年支部、民青グループで「手紙」を討議し、「返事」をつくるなかで同盟員への入党の働きかけの一大運動を本格化させましょう。

学園ごと、学生新歓本番を具体化しよう

 2月の学生新歓での加盟は、迎えた県も加盟数も昨年の約2倍に前進しています。学費・奨学金、大軍拡と平和、格差と貧困や資本主義、気候危機やジェンダー平等など、新入生の願いや模索が強まっています。「加盟よびかけ文」の「アメリカいいなり、大企業優遇」の政治を「変える」という部分に線を引き対話になるなど、綱領と科学的社会主義を学ぶ民青の学習や活動が魅力となり加盟が広がっています。

 学生新歓の成功は、3月末からの新歓本番を、どこまで具体化し、実践できるかにかかっています。すでに入学手続きなどが始まり、そこでも対話・加盟は広がっています。党機関は、学生支部、学生党員と協力し、一つ一つの学園ごとの新歓企画や交流会、フィールドワークなどの節と、実際に対話する機会をもつ作戦を具体化しましょう。同時に、拡大が進んでいる今こそ加盟した新入生がすぐ班活動に参加し結集できるよう援助を尽くしましょう。

 (青年・学生委員会)


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