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2023年3月18日(土)

自民党衆院議員を告発

党三重県委 違法な寄付を受け取る

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(写真)会見する(右から)大嶽、中川の両氏=17日、津市

 日本共産党三重県委員会は17日、自民党の鈴木英敬衆院議員(前知事・三重4区選出)が公職選挙法で禁止されている寄付を受け取ったとして、三重県警に告発状を提出しました。県警は「受理するかどうかを検討する」と答えました。

 告発状によると、鈴木氏が代表を務める自民党支部は、2021年10月の衆議院解散日から投票日までの間、国の公共事業を請け負う選挙区内の13の事業者から計980万円の寄付を受け取りました。公選法は、国政選挙に関して国から公共事業を請け負う事業者が寄付することも、受け取ることも禁止しています。

 大嶽隆司県委員長と告発人である中川民英南部地区委員長が会見を開き、大嶽氏は「前知事である鈴木氏が国の公共事業を請け負っていたことを知らないはずがない。金で政治や行政がゆがめられることは、きっぱりと根を断つ必要がある」と早期の捜査開始を要望。中川氏は「民主主義を破壊する行為で、三重4区のある地域の党責任者として見過ごすわけにはいかない」と訴えました。


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