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2023年3月15日(水)

大きな民青つくり「戦争国家」阻止を

全国都道府県委員長会議開く

 日本民主青年同盟(民青)は10~12日、東京都内で全国都道府県委員長会議を開きました。全国で同盟員を増やしてきた経験や憲法を守り生かす運動を交流し、「草の根のたたかいと大きな組織づくりを加速させながら、岸田政権による『戦争国家づくり』を阻止しよう」と議論しました。


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(写真)「多くの青年と草の根で結びつき、岸田政権を追い詰めよう」と語る西川委員長=10日、東京都内

 報告で西川龍平委員長は、岸田政権が敵基地攻撃能力保有など大軍拡・大増税へと突き進むなか、どの問題でも青年の強い批判が寄せられていると指摘。この中で、「前大会期を上回るペースで新しい仲間を迎え、確かな前進を築いてきている」と報告しました。

 6月の若者憲法集会にむけて、180の実行委員会が各地で結成されていると語り、8日に開催した日本共産党の志位和夫委員長を招いた学習会「この国を『戦争国家』にしていいのか」を力に、「『戦争国家づくり』を阻止するために、全国青年憲法運動の強化に草の根から全面的に力をあわせよう」と話しました。

 学生新歓運動や「班が主人公」の取り組みを強め、「5月末までに1000人以上の仲間を迎えよう」と呼びかけました。

 討論では、同盟員を増やした手ごたえや若者憲法運動をすすめる決意などが交流されました。

 福岡県委員長は、学生新歓で「加盟よびかけ文」を読むと、「アメリカいいなり」「大企業優先」を本気で変えようと学び行動する民青に、共感がよせられたと報告。昨年を大きくこえて同盟員を増やし、新歓で仲間を迎えるイメージがもてたと発言しました。

 広島県委員長は、「『戦争国家』にしていいのか学習会」を力に、若者憲法運動をどんどん進めたいと発言。学習会に参加した同盟員が「勝手な解釈ですすめているのはやばい」「東南アジアの外交に驚いた。対話こそ希望だと思った」と感想を語っていると紹介し、運動にとりくむ意欲が広がっていると述べました。


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