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2023年3月14日(火)

千葉県議選 5議席奪還必ず 躍進さらに

声届け教育・子育て支援実現

自民 単独過半数維持に躍起

 千葉県議選(総定数95、1増)で日本共産党は6選挙区に現職2人、元職1人、新人3人の計6人が立候補を予定。現有2議席から5議席を奪還し、躍進を目指します。(千葉県・宮澤春代)


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(写真)つどいで加藤予定候補勝利に決起する党支部・後援会員ら=2月18日、千葉県柏市

 2021年にスタートした熊谷俊人県政は、自民・公明による前県政を引き継ぎ、巨大道路建設、大規模公共事業最優先で教育、医療、福祉は全国最下位クラスが続いています。

 自民党は、現在総定数94のうち過半数の49議席を占めています。岸田政権による大軍拡・大増税への批判や、薗浦健太郎前衆院議員(千葉5区)の「政治とカネ」問題の逆風の中でも、激戦区で候補者を増やし、ポスター宣伝や地元票の掘り起こしなど単独過半数維持に躍起です。

 公明党は激戦区に全国からの猛烈な力の集中で組織戦を展開し、現職7人の再選と松戸市区(定数7)の新旧交代で8議席保持をねらいます。日本維新の会は現時点での4候補からさらに擁立し、多数立候補の見込みです。

請願件数の91%

 日本共産党の2人の県議団は、熊谷県政になんでも賛成の「オール与党」の県議会で、請願件数の91%の紹介議員となり、県民の声を議会に反映させ実現する役目を果たしてきました。

 深刻な教員不足解決に向けた「提言」を発表し、次年度の小学校教員採用を136人増やしました。小中学校給食費無償化を訴え、全国で初めて第3子以降の無償化を実現。市民と一体で運動し県立児童相談所の2カ所増設が決まりました。さらに県立学校での生理用品無償提供も実現させるなど県政を前進させています。

 平和の問題では、核攻撃に備えた自衛隊施設の「地下化」計画で防衛省は松戸、習志野、下志津、木更津の各駐屯地と館山、下総の両航空基地などを資料に列記。陸自オスプレイ17機の暫定配備、1月8日の習志野演習場での米・英・豪軍と共同の降下訓練をはじめ、今月15日からの幕張メッセでの武器見本市など、千葉県が戦争の足場にされ県民が大打撃を被る危険がいよいよ増すなか、日本共産党は岸田内閣の大軍拡と対決しています。

全県総決起行動

 日本共産党千葉県委員会は「東アジアを戦争の心配のない地域に」と提案。除名された元党員を利用した一部大手メディアの反共キャンペーンにも、事実と道理にたって反撃しています。大軍拡・大増税を阻止するため、「反共は戦争前夜の声! 党躍進で打ち破ろう!」と呼びかけ、若い人をはじめ入党や「しんぶん赤旗」購読にも結びついています。

 2月には6日間集中で「折り入って」作戦を実施。全県で3000人行動し、1300カ所で宣伝しました。1万人対話にとりくみ4人が入党し、「赤旗」日刊紙、日曜版の読者を前進させました。今月4日の市川、船橋両市での志位和夫委員長、松戸市での藤野保史前衆院議員の演説会も熱気いっぱいに。船橋で真ん中世代の女性が入党しました。

 千葉市花見川区のさつきが丘支部は地域要求を粘り強く取り上げ、地域新聞の全戸配布などで、今年に入り2人の入党者を迎えました。

 LGBTQ問題に取り組む船橋市の30代青年が、党と後援会の励ましと綱領学習で入党。昨年の参院選を機に結成した市川市民有志の党応援グループからも2人が入党し、積極的に街角トークを行っています。

 柏市松葉支部は30年来の「赤旗」日曜版読者の70代男性が入党。「特別期間」以来3人目です。松戸市の党組織は必勝袋を使った「折り入って作戦」の強化で常盤平、金ケ作の両支部が入党者を迎え、「赤旗」日刊紙、日曜版ともに前進しました。

 全支部・全党員の力を結集して「手紙」と「返事」で総決起し、「130%の党」づくりへの新しい歴史的挑戦をやりぬきます。


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