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2023年3月10日(金)

国が18歳医療無料に

東京 全国ネットが宣伝

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(写真)署名する高校生=9日、東京・御茶ノ水駅前

 子育て中の保護者や医療関係者は9日、東京・御茶ノ水駅前で、国の制度として18歳までの医療費を無料にするよう求める街頭宣伝を行い、同制度創設を要求する署名活動に取り組みました。主催は「子ども医療費無料制度を国に求める全国ネットワーク」です。

 子育て世代の人たちや高校生が次々とシールアンケートに応じました。7カ月の子どもを連れた夫婦は「(国による全国一律の子ども医療費無料制度創設に)反対するわけがない」とシールを貼り、1歳の子と一緒の東京都品川区の女性(39)は「区は18歳まで無料ですが、どの地域に住んでいても平等であってほしい」と署名。国分寺市の女性(68)は「医療費がかかるから受診を控えると症状の重篤化につながり、結果的に医療費がかかる」と指摘し、サインしました。

 新日本婦人の会の高園薫さんは「物価高騰の上、給料が上がらず、生活が大変なのに、国は戦闘機を買っている場合ではありません。まず私たちの暮らしに目を向けてほしい」と訴え。全日本民主医療機関連合会の木原望事務局次長は、全国知事会が2月28日に発表した、全国一律の子ども医療費助成制度早期創設などを国に求めた緊急提言に触れ、無料制度創設を求めようと呼びかけました。


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