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2023年3月2日(木)

軍拡予算より暮らし

国会議員会館前で行動

写真

(写真)大軍拡・大増税の政治を変えようとこぶしをあげる参加者=1日、衆院第2議員会館

 岸田政権による大軍拡・大増税の政治に反対する行動が1日、衆院第2議員会館前で取り組まれました。違憲である敵基地攻撃能力の保有などが盛り込まれた2023年度予算案が衆議院で可決し、参議院へと審議が移るもとで集まった人たちは、「憲法違反の安保3文書は撤回しろ」「物価高騰から暮らしを守れ」とこぶしをあげました。

 主催者を代表して、国民大運動実行委員会代表世話人の小畑雅子さん(全労連議長)があいさつ。安保3文書による大軍拡路線は、国民を守るものではなく戦争準備の道であることは明らかだと指摘。「憲法9条を持つ国だからこそ、外交努力による『平和の準備』を進めるべきです」と強調し、改憲阻止と一体に、大軍拡・大増税ノーの運動を強めていこうと述べました。

 各団体が決意表明。憲法共同センター共同代表の小田川義和さんは、最低賃金1500円への引き上げや消費税5%への引き下げなどの切実な要求実現は「憲法が保障する基本的人権実現の道であり、軍事より平和の道を選択することにもつながります」と訴え。

 マイナンバー制度反対連絡会事務局長の原英彦さんは、政府が狙う健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一体化させることは許されないと強調。マイナンバー法の改正も今国会で狙われていると述べ、「オンライン署名を新しく始めます。みんなで反対の声をあげましょう」と語りました。

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員が国会情勢を報告しました。

 主催は、国民大運動実行委、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会です。


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