2023年2月28日(火)

「差別禁止」の法律に

性的少数者の親が会見

　性的マイノリティーの子を持つ親の有志が２６日夜、オンラインで会見を開き、「ＬＧＢＴ理解増進法案」をめぐって差別禁止を明確にした法律の早期実現を訴えました。

　当事者の親たちは、荒井勝喜前首相秘書官によるマイノリティーに対する差別発言を受けて集まりました。

　会見では、「（性的マイノリティーであることを）カミングアウトした子を、親は、おとなは、正直で勇気ある子とほめてほしい」（三重県。子どもは２０代）、「大丈夫だよ。安心しておとなになって、と言える社会を」（福岡県。子どもは３０代）と語りながら、差別禁止の法整備をよびかけました。

　会見した親たちは今後、「性的マイノリティーの子どもたちの命を守る法整備を求める要望書」を政府に提出する予定です。