しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年2月28日(火)

軍拡反対 世論広げる

全国革新懇が代表世話人会

志位委員長出席

写真

(写真)全国革新懇代表世話人会=27日、東京都内

 全国革新懇は27日、東京都内で代表世話人会を開き、岸田政権の大軍拡をめぐる情勢や市民と野党の共闘の状況などについて意見を交流しました。日本共産党の志位和夫委員長が参加しました。

 参加者は、国会論戦を通じて「安保3文書」の核心部分、▽「専守防衛」をめぐる過去の政府の憲法解釈との矛盾▽敵基地攻撃能力の正体や日米軍事一体化など実態的な危険性―が明らかになったと指摘。「こうした危険性を広く国民に伝えると同時に外交による平和の方策を掲げ、軍拡反対の世論を多数にする努力を続けていきたい」との意見があがりました。

 また、元党員の除名問題を利用し、一部の大手メディアが日本共産党への反共バッシングを行っていることも議論に。参加者からは、「いま大軍拡の問題に正面から切り込んで論戦をしているのは共産党だ。その時にこのような攻撃を行うのは大軍拡反対のたたかいの足を止めるものだ。共産党だけの問題ではなく日本の平和や民主主義に関わる問題だ」などの意見が出されました。

 市民と野党の共闘については、大軍拡に対する各党の姿勢に違いはあるが、「集団的自衛権の行使としての敵基地攻撃能力の行使には反対―この点では一致点がつくれる。接点を大事にしながら共闘を再構築していきたい」との意見があがりました。

 農業、医療、労働、商業など各分野からも意見・報告が活発に語られました。


pageup