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2023年2月27日(月)

ビキニデーきょうから

4年ぶり現地開催 核兵器廃絶訴え

 米国による南太平洋マーシャル諸島ビキニ環礁での水爆実験で、現地住民や日本の多くの船が被ばくした1954年の「ビキニ事件」から69年。核兵器廃絶を訴える「3・1ビキニデー」の諸行事が27日から3月1日まで、4年ぶりに静岡市で現地開催されます。(オンライン併用)

 今年のビキニデーは、戦争と平和をめぐって世界の緊張が続くもとで開かれます。「ロシアは侵略をやめよ」「核兵器を使うな」など反核・戦争反対の世論を高め、紛争の平和的解決、核兵器禁止の流れを加速させるため、世界とともに行動を開始する機会となります。

 7月の核不拡散条約(NPT)再検討会議準備会合、8月の原水爆禁止世界大会、11月の核兵器禁止条約第2回締約国会議に向けた運動を交流します。

 岸田文雄政権に核兵器禁止条約への参加を迫るとともに、大軍拡・大増税を阻止して安保3文書を撤回させる運動を発展させる場となります。

 27日は原水爆禁止日本協議会(日本原水協)全国集会・国際交流会議、28日は日本原水協全国集会・全体集会と分科会、3月1日はビキニデー集会(同実行委員会などの主催)が開催されます。

 米国、マーシャル諸島、韓国、ドイツの運動団体代表が参加。著名人や首長が発言し、全国の草の根の運動の代表が報告します。


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