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2023年2月26日(日)

戦場に教え子送らぬ

京都 全退教近畿ブロック集会

市田氏が講演

写真

(写真)講演する市田氏=25日、京都市

 全日本退職教職員連絡協議会近畿ブロックは25日、日本共産党の市田忠義副委員長を迎えて、岸田内閣の戦争国家への暴走を許さない学習決起集会を京都市内で開きました。

 講演した市田氏は、岸田内閣の「安全保障3文書」の核心は「戦争国家とそれを支える国家総動員体制をつくりあげることだ」と指摘。特に「敵基地攻撃能力」の保有は、明白な憲法違反、「専守防衛」の完全な放棄であり、「日本を守るどころか自衛隊が米国の指揮下で一体となって相手国に攻め込むことだ」と批判しました。

 市田氏は、平和の共同体をめざす日本共産党の「外交ビジョン」と野党外交を紹介し、日本に必要なのは戦争の準備ではなく「平和の準備」、平和をつくる外交こそ求められると強調。「岸田内閣の大軍拡反対の一点で幅広い団体・個人が平和の大攻勢をかけよう」と呼びかけ、「教え子を再び戦場に送らない」と誓い奮闘してきた力を今こそ発揮してほしいと訴えました。

 集会では、近畿ブロックの久家英和代表、全退教の長谷川英俊会長があいさつし、近畿2府4県の参加者が「教え子を再び戦場に送らないと書いたプラスター宣伝・署名に取り組み高校生にも反響があった」(京都)と取り組みを交流しました。


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