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2023年2月20日(月)

ミサイルより暮らしこそ 各地で行動

議員会館前で総がかりなど

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(写真)「大軍拡NO!」「軍拡反対!」などのプラカードを手にする参加者=19日、衆院第2議員会館前

 岸田政権による大軍拡・大増税の政治や、改憲の動きに反対する行動が19日、衆院第2議員会館前を中心に取り組まれました。主催は、総がかり行動実行委員会などです。「大軍拡NO!」などが書かれたプラカードを手に1300人(主催者発表)が集まり、「軍拡よりも、いのちと暮らしを守る政治を」とアピールしました。

 主催者を代表して、総がかり行動実行委共同代表の小田川義和さんがあいさつ。敵基地攻撃能力をめぐって政府は、米国から何基のトマホークミサイルを購入する予定なのかさえ国会で説明しないと強調し、「大軍拡予算の積算根拠も示さない。これでは納得がいかない」と述べました。

 多彩な市民がスピーチ。改憲問題対策法律家6団体連絡会事務局長の大江京子さんは、米国の戦争に日本が本格的に参戦するには、安保法制(戦争法)や安保3文書改定では不十分であり、「必ず9条改憲に踏み込んできます」と指摘。これまで以上に改憲の動きに反対しようと話しました。

 日本女医会会長の前田佳子さんは、軍事費を2倍化してミサイルなどを購入しようとする政治は許せないと訴え。「悲しみと怒りしかありません。“軍拡より生活”で連帯しましょう」と語りました。

 日本共産党から山添拓、社民党から福島瑞穂の両参院議員が参加。立憲民主党、「沖縄の風」がメッセージを寄せました。山添氏は、憲法だけでなく歴代自民党政権の立場や説明すら無視して、岸田政権は敵基地攻撃能力の保有など大軍拡へと突き進んでいると強調。「大軍拡を許さない連帯を大きく広げていこう」と呼びかけました。


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