2023年2月20日(月)
政策 もっと聞きたい
宮本岳志氏 中学校で語る
大阪・常翔学園で各党が訴え
![]() (写真)生徒と討論する宮本氏(右)=18日、大阪市旭区の常翔学園 |
日本共産党の宮本岳志衆院議員は18日、大阪市旭区の常翔学園中学での特別授業の講師に招かれました。「15歳からの主権者教育」と題した授業では、3年生4クラス130人を対象に、8政党の議員が綱領や政策を訴えました。議員らの訴えを聞いた生徒らが、共感した政党に投票する模擬選挙も行われました。
宮本氏は祖父の戦争経験をもとに「平和への思い」を語ったほか、敵基地攻撃能力の保有について「軍事費の増額よりも、教育の無償化の実現など教育にお金を費やすべきではないでしょうか」と話しました。また競輪場などで働いていた母の教訓を語り、大阪のカジノ誘致を批判しました。
生徒との討論では、「戦争が起きそうになったらどうするのか」「気候変動対策について詳しく教えてください」など、さまざまな質問が寄せられました。宮本氏は憲法9条や東南アジア諸国連合(ASEAN)の平和の枠組み、再生可能エネルギーや脱原発政策について書かれた「2030戦略」を用いて丁寧に説明しました。
「私は、国連で働きたいと思っています。もう少し宮本さんにお話を聞いていいですか」と話す生徒もいて、対話が弾みました。









