2023年2月20日(月)
大軍拡・大増税やめよ 苦境切々
中小業者 思い結集
インボイス中止訴え 東京で集会
軍拡・大増税をストップし、営業と暮らし、命を守ろうと19日、東京・日比谷野外音楽堂で集会が行われました。全国商工団体連合会、全国保険医団体連合会、全国FC加盟店協会などが加盟する全国中小業者団体連絡会(全中連)が主催し、全国から1000人が参加。「インボイスいらんがね」など思い思いのプラカードを持ってデモ行進しました。
![]() (写真)大増税をやめ、営業と暮らし、命を守れとデモでアピールする人たち=19日、東京都中央区 |
太田義郎代表幹事は、岸田政権による安保3文書の閣議決定は戦争準備の宣言だと批判。「軍事費が巨額になれば国民には大増税となる。インボイス(適格請求書)導入反対、消費税減税へ、声をあげ続けよう」と開会あいさつしました。
演劇人、税理士、出版者などから発言が相次ぎ、「インボイス制度を考えるフリーランスの会」発起人の小泉なつみさんは「税制で私の人生が決まってしまうなんておかしい」と強調。建設アクション実行委員会の中村隆幸東京土建委員長は「統一地方選候補に生活の実情を訴え、大増税反対、消費税減税、インボイス中止など声を届けよう」と呼びかけました。
「単価の見直しが間に合わないくらい物価が高騰している」という全商連の藤川隆広副会長は「一番の負担軽減策は消費税減税だ」と指摘。保団連の大崎公司理事はマイナンバーカードと保険証の一体化反対を訴えました。自由法曹団の平井哲史事務局長が通常国会で成立が狙われる「税務相談停止命令制度」の廃案を要求。「大軍拡・大増税NO!連絡会」から前田博史全労連副議長が連帯あいさつしました。
日本共産党の吉良よし子参院議員があいさつし、立憲民主党の国会議員がメッセージを寄せました。
山形市から来た看板製作の佐藤弘県商連会長(70)は「インボイスはやめろ、税務相談停止命令制度はつくるなと政府に言いたい」と語りました。









