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2023年2月19日(日)

松竹氏 党かく乱者であることを告白

 日本共産党の綱領と規約に反する党攻撃と分派活動により2月5日に除名処分になった松竹伸幸氏は、“善意の改革者”を装っていますが、党の破壊者・かく乱者であることをみずからの言動で明らかにしています。

 松竹氏は、『FLASH』(2月28日号)で、「『志位一派を追い出せ』と支持してくださる方もいます」「来年1月の党大会で復党への再審査を求めるつもりなので、その方には『離党せずに、1月の再審査に代議員として参加してください』とお願いしました」とのべ、すでに同調者と連絡をとっていることを明言しています。6日の記者会見で、自らの除名処分を「不服」として党大会に「再審査」を求め、同調する党員に「(離党を)はやまるな」、いまは「党にとどまって…党大会に代議員として出て…除名に反対だという意思を表示してほしい」とよびかけたうえで、党大会に向けて「この1年を全力でたたかいぬく」と宣言したことを、さっそく実行に移したものです。

 これは、党の最高機関である党大会のかく乱を企図し、表にあらわれない形で、みずからを支持するグループ=分派をつくるための活動をはじめたことを告白したものにほかなりません。

 そもそも、除名された松竹氏が、党外からマスメディアを利用して、日本共産党員にみずからへの同調と党大会での処分撤回に賛同することをよびかけることは、憲法の保障する「結社の自由」へのあからさまな介入であり、その狙いは日米安保容認・自衛隊合憲の党への変質を迫ることにあります。

 このような人に、“善意”のかけらもないことはあまりにも明白です。(H)


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